検針員は見た

歴史的発見に立ち会う

         
     
  ☆ 第4話    (8月18日)
    熱中症
  ☆ 第3話    (7月16日)
    休日出勤
  ☆ 第2話    (7月10日)
    夢の中へ
  ☆ 第1話    (6月7日)
    歴史的発見に立ち会う







 

第1話

 
neko
小生のこと
ではありません
  先日、中学生時代の同窓会に参加しました。
思い出話に花が咲き、私たちが歴史的発見に
立ち会っていたことを思い出しました。

 それは大原(大富)中学校1年生のとき、
南風見田浜(はいみだはま)でキャンプした時のことです。
  岩と岩の間にネコらしき動物が1匹挟まっていました。
恐る恐る近づくとそれはネコよりも大きなネコでした(?)

まだ生きているようですが覇気はありません。
捕獲して、両手両足(?)を縛り上げました。
shishi
小生のこと
でもありません
 
  そのネコは餌を取らず、とうとう衰弱死しました。
数学のS先生の指示で、(標本にする為?)毛皮を脱いだ
それを砂浜に埋めました。

内地(当時は沖縄はアメリカの施政権下にあった)から
さえない格好のおじさんが来たので鼻をつまみながら
埋めたネコを掘り出しました。
  それからしばらくして・・・
そうです「イリオモテ・ヤマネコ」が発見されたのです。

イリオモテ・ヤマネコの第一発見者は私よ!
いや第一発見者は僕だ!
と大変盛り上がりました。
neko
南風見田浜