検針員は見た

熱中症

         
     
  ☆ 第4話    (8月18日)
    熱中症
  ☆ 第3話    (7月16日)
    休日出勤
  ☆ 第2話    (7月10日)
    夢の中へ
  ☆ 第1話    (6月7日)
    歴史的発見に立ち会う







 

第4話

 
neko
小生のこと
ではありません
  このところの暑さは尋常ではありません。
洗濯した厚手のカーテンでも、日陰で1時間もすれば
カラカラに乾いてしまいます。

夜も寝苦しく、今朝は4時半に目が覚めてしまいました。
今日も暑くなりそうです。
  もう少し寝たい気もしますが、折角だから暑くならないうちに
回ってしまお~っと。   朝食もそこそこに検針開始!

寝苦しい夜が続く週も半ばになると、さすがに疲れがたまります。
朝の一時は涼しく、検針もはかどりましたが、
気持ちに体はついてこれないようです、お昼近くになると少しペースが落ちてきました。
rodan
小生のこと
でもありません
 
 いつものことですが昼食で抜きラストスパートをかけます。

とある集合住宅の検針中のことでした。
何件か階段を上り下りしながら検針していましたが
少し気分が悪くなってきました。

階段途中で腰を降ろし・・・。   階段がグルグル回り始めました。
  「もう来たのかい」亡くなった筈の祖母がニコニコしていました。
「先生大丈夫でしょうか」別の聞き覚えのある声が聞こえました。

外回りの皆様、この暑さ 「心頭滅却」  だけではしのげません。