検針員は見た

夢の中へ

         
     
  ☆ 第4話    (8月18日)
    熱中症
  ☆ 第3話    (7月16日)
    休日出勤
  ☆ 第2話    (7月10日)
    夢の中へ
  ☆ 第1話    (6月7日)
    歴史的発見に立ち会う







 

第2話

 
neko
小生(バク)のこと
ではありません
  その日は今にも雨が降り出しそうな空模様の日でした。
前日の疲れが残っていたのと、 朝日が顔をださなかった
せいでしょうか。   一度目が覚めたのですが、ほんの少し
ウトウトしてしまいました。

 時計に目をやると12時前でした。  
変だヮ?  確か昨夜は12時頃にベッドにはいったはずョ?
 ギョェッ!  寝過ごした・・・

やっと100件ほど検針が済んだころには、 辺りはもう暗くなって
いました。   隣の画を検針しているはずの Bさんはとっくの昔に
終わったのか姿もありません。
 メータの数字もだんだん見えなくなってきました。
shishi
小生のこと
でもありません
 
 変だヮ?
こんなに遅れているのに社員から電話もかかってきません。
大変、 ロール紙がきれてしまった、 よ、予備が無い!

これはきっと夢だヮ、ほっぺをツネル・・・